神棚は最も清浄であり、 設置するには明るく静かな高い所が良いとされています。
また、 お供えをしたりお参りをし易い場所にしましょう。 家庭であれば家族が集まる場所に、 会社であれば主となる場所が望ましいでしょう。
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部屋の上部に吊ったり、棚を設けます。神棚の下は人が頻繁に通らないところが望ましいです。 | 神棚は南か東に向くように設置します。神棚のないご家庭にもできる小型のものもあります。 | 神前には、お米やお神酒・お水・お塩など供えます。ほかに季節の初物、お土産等もお供えしお参りしましょう。 |
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<三社造りの神棚の場合>中央に天照皇大神宮、向かって右に札幌護國神社、左にその他信仰崇敬する神札を設置します。 |
<一社造りの場合> |
神棚の上部に部屋などがある場合は、神棚の上に「雲」の墨書を貼ります。 |
< 新規に神棚を祀る場合 >
氏神さまの神職に「清祓」をしていただくのが良いでしょう。
< 新年に備える場合 >
新年を迎えるにあたっては、年末神棚を清浄にして新しいお神札を納めましょう。
同居人が亡くなり喪に服している時は、 故人のおまつりに専念するため、 神棚に半紙を張って毎日のおまつりは控えます。 |
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身内が亡くなると、御霊を鎮め、神の領域へと導く神葬祭を営みます。その後、御霊をおまつりしながら一定期間喪に服する事になります。これを服忌(忌服とも)といい、なくなった者との関係によってその日数が異なります。
(下表参照)
現代では、一等親の肉親が亡くなった場合でも 仕事を休めるのは一週間から10日程度。目安として 死のケガレによる忌は十日祭まで、気持ちの上での服忌は五十日祭までと考えても良いでしょう。
ちなみに、墓参・弔問の当日は、神社参拝などは遠慮します。よく帰省中に早朝に墓参して、ついでに氏神様に詣でる人がいますが、順番を逆にしたほうが良いでしょう。
最重の「忌」でも両親の五十日ですから、「忌中」を理由に神棚を放置した
り、「神宮大麻」を辞退するのは間違った考え方です。
一年中家内に神さまをおまつりしないということは、ありえません。